OnePlusのOxygenOSは、Xiaomiが提供するMIUIやOPPOのColorOSのようにUIがフルカスタマイズされておらず、標準のAndroidに近いUIを採用している。
もちろん独自の機能や最適化を追加、施しているためユーザーエクスペリエンスは高くなっている。
そこで初回は、【設定】アプリからROMの特徴を見ていこう。
全項目は以下の画像のようになっている。
この中のカスタマイズにOxygenOSの独自機能を設定できる項目がある。
まずは3段トグルスライダーから。3段トグルスライダーはOnePlus3,3Tの側面に搭載されている。
スライダーもこの通りで、一番上に上げるとサイレント、一つ下に下げるとおやすみモード、一番下で着信音という設定になる。
サイレントにすると自動的に通知音量は0になるため、静かな場所や会議に移動した際に有効である。
おやすみモードの「同一発信者による再発信」は、「通話」で許可された相手から就寝時に急な用事の連絡が来て、こちらが応答出来なかった際に相手がかけ直すことが想定された設定である。仕事相手など大事な人を許可しておけば役立つ。
着信音はバイブレーションを有効にするか否かのみをすぐに設定できる。
次はボタンである。
ダブルタップや長押しで操作できることは以下の通りである。
最後に使用したアプリを起動できたり、分割画面を開くことができるなど、便利な操作が3つのキーだけで可能である。
続いてジェスチャーである。
スリープ状態からカメラ起動やライト点灯といった機能は今や多くのROMで取り入れられているが、<>やⅡで曲をコントロールできるのは斬新である。
最後にステータスバーだ。
これらの項目が有効になった際にステータスバーの右側に追加表示されるので、イヤホンが抜けてないかなどを一目で確認することができる。
OxygenOSの独自な設定は大体以上であり、UIにシンプルなAndroidらしさが失われていないのも特徴である。
昨今のiOSのようなUIを搭載したROMが苦手という方にはオススメである。
次回はOxygenOSのシェルフ機能を紹介する予定である。